03/13/2008, ドイツ デュッセルドルフ

 

ヘンケルのコミットメント

エネルギー消費量を21%、水使用量を15%、廃棄物を32%それぞれ削減しつつ、利益と売上は増加。これは、本日のサステナビリティに関する記者会見で発表した通り、過去5年間に渡るヘンケルのサステナビリティ取組みの成果です。2012年末までに、ヘンケルはそれぞれの生産トン当りのエネルギー消費量をさらに15%削減し、水使用量と廃棄物の量もさらに10%削減することを目指しています。また、ヘンケルのランドリーおよびホームケア製品などを例に取り、例えば水温20度という低温での洗濯など、ヘンケルの製品がどのように省エネに役立つかも実証しました。

「多くのランキングや賞において、ヘンケルがサステナビリティと企業の社会的責任における世界的リーダーであると認めていただいています」と、本日デュッセルドルフで開かれた記者会見でヘンケル経営委員会会長ウルリッヒ・レーナー(Ulrich Lehner)は述べました。「また、ヘンケルは何十年も前からこのような理念に目を向けてきたため、気候変動の脅威の高まりなど、私達が現在抱える問題の解決策にすでに取り組んでいます。この点を念頭に置き、ヘンケルは、研究開発、製造および使用というライフサイクルの3段階において、自社ブランドと技術のすべてを常に最適化しています」。ヘンケルの接着剤を使用すると、自動車の軽量化が実現するため、燃費の向上と二酸化炭素排出量の削減につながります。また、ヘンケルの最新の洗濯用洗剤や清掃用製品は、低温でも高い効果を発揮するため、家庭での省エネに貢献します。「これらはヘンケルの洗練されたソリューションの一例です」と、レーナーは言います。「しかし、このようなイノベーションの効果は、お客様一人ひとりがよりサステナビリティの高い製品を購入するという意識的な選択をしていただくなど、各人の責任感に依存することになります」。

2003年~2007年のサステナビリティ実績データを見ると、ヘンケルはサステナビリティと企業の社会的責任においてすばらしい進歩を遂げていることが分かります。また、環境的および社会的に責任のある行動は、経済的利益も生みだしていることが分かります。この5年間で、エネルギー消費量は21%、水使用量は15%、廃棄物の量は32%、それぞれ減少しました。省エネのおかげで、それに関連する二酸化炭素排出量も15%減少しています。労災も72%減少しました。一方、この5年間で売上は39%、利益は61%増加しています。

過去10年間に達成した大きな進展に基づき、CTO(最高技術責任者)で、ヘンケル・サステナビリティ委員会議長ウォルフガング・ガヴリッシュ(Wolfgang Gawrisch)は、次のような意欲的な目標を発表しました。「2007年を基準に、今後5年間でそれぞれ生産トン当りのエネルギー消費量をさらに15%削減し、水使用量と廃棄物の量をさらに10%削減することを目指します」。労災についてガヴリッシュは次のように付け加えました。「もちろん、引き続き労災ゼロを目指していきます。2012年の中間目標は、労災をさらに20%削減することです」。

また、ガヴリッシュによると、「すべての新製品が少なくとも1つの重点分野において持続可能な発展に貢献すること、全従業員が各自の業務の適任者となるよう、研修や継続的教育を受けること、およびすべての戦略的サプライヤーが企業倫理においてヘンケルの期待を裏切らないこと」という原則も、ヘンケルのコミットメントの中心に置かれています。

ヘンケルによるサステナビリティ戦略実践のデモが、ランドリーおよびホームケア担当副社長フリードリッヒ・スタラ(Friedrich Stara)によって行われました。ランドリーおよびホームケア製品を例に取り、同氏はバリューチェーン全体を通じたサステナビリティについて説明しました。Persil Megaperlsでのエネルギーと水の消費量を分析するライフサイクル・アセスメントを見ると、エネルギーと水のほとんどが使用段階で消費されているということが分かります。この30年間でヘンケルは、洗濯1回あたりの洗濯用洗剤の量、水の使用量および電力使用量の大幅な削減に成功しました。この洗濯用洗剤の性能アップは、消費者と環境の両方にとってメリットがあります。スタラは、ここで、洗濯用洗剤Persilを例に挙げました。現在Persilは水温20度(つまり冷水)で最も高い洗浄効果が得られるようになっています。これにより、さらなる省エネとCO2排出量の削減が実現しているのです。

2008年には、世界中で、ヘンケルのランドリーおよびホームケア製品のパッケージに、「Quality & Responsibility」(品質と責任)という新たなロゴを加えます。「ヘンケルの品質」というお客様への約束に「責任」という側面を付け加えることにより、「消費者の皆様、環境および社会に対する総合的責任は、品質の約束と同じくらい重要である」という明確なメッセージを伝えていきます。ヘンケルは、130年以上に渡る歴史の中で、この責任を実践してきましたし、今後も継続していくつもりです」とスタラは述べました。

ヘンケルは、社会の一員であり、自らを「善良な市民」だと位置づけています。ヘンケルは、直接的な業務上の利害関係を超えた活動においても社会とつながっています。これらの活動を包括しているのが、ヘンケル・スマイル(Henkel Smile)です。これは、「明日へのインパクト(MIT)」-従業員の参画、「ヘンケル・フレンドシップ・イニシアチブ(HFI)」-緊急時用基金、および「社会的パートナーシップ」-企業とブランドの参画という3つの中核要素によって構成されています。たとえば、従業員参画の分野では、ヘンケルは10年前から従業員や退職者のボランティア活動を支援してきました。この間、世界でヘンケルのサポートを受けたMITプロジェクトは合計5,875に上ります。

また、Persilはブランドとしても参画しています。2007年にはPersilの100周年を記念して、同ブランドはドイツの子供および青少年のプロジェクトを支援する「Project Futurino」を立ち上げました。このキャンペーンを通じ、Persilは総額500,000ユーロを提供し、40,000人以上の子供および青少年が関わる197の非営利プロジェクトを支援しました。このイニシアチブが好評を博したことから、キャンペーンは2008年も継続されています。現在、重点的に取り組んでいるのは、子供たちが持つ環境についての知識、自然と自然がもたらす貴重な経験への認識、および環境保護の重要性に対する理解を促進するプロジェクトの発掘です。