長期的な目標 : ゼロ災害

ヘンケルは、2000年には既に、ゼロ災害という目標を設定することで、会社全体での労働衛生と安全に対する高いプライオリティを明確にしていました。私たちはトレーニングとサポートプログラムによって、既に1998年から2007年までに、労働災害の件数を86%削減することができました。達成された改善を基にし、2007年を基準年として、私たちは新たな中間目標を設定しました。2012年までに労働災害をさらに20%削減するというものです。この究極の目標の達成を助けるため、私たちは新しく買収した会社をより速く会社組織の中に取り入れ、労働衛生と安全に関するトレーニングとサポートプログラムをさらに強化する予定です。早い段階でのリスクの認識と事故の防止が、ここで重要な役割を果たします。拠点特有の事情は、リージョンとローカルの戦略と行動全般で考慮されます。


労働災害:2008年の状況

ヘンケルは、労働災害防止対策を全社的に導入しています。これは、グローバルな企業基準に基づいたもので、その実施状況はヘンケル本社機能からは独立性を持つ第三者機関の監査役がチェックします。すべての事故は本社に記録され、世界的なレポートシステムの一環として分析されます。2008年には、ヘンケル社員の98%がその対象となりました(ヘンケルの各事業所で働く請負業者の社員を除く)。
ヘンケルと直接契約を結び、ヘンケルの各事業所で働く外部企業の社員も、初めてこのレポーティングシステムに含まれるようになりました。

労働時間100万時間当たりの労働災害数*

Henkel employees; contractors’ employees (included for the first time in 2007)

*1日以上の損失、通勤中の事故を除く



重大事故

2002年、重大事故に関するデータを収集するため、標準化された世界的なレポートシステムが導入されました。2006年および2007年、ヘンケル社員および請負業者の社員に死亡労働災害は発生しませんでした。残念なことに2008年、ロシアの営業社員が顧客先に向かう途中、交通事故で死亡しました。

重大事故*

Accidents during typical production activities; Accidents while walking or moving around (e.g. stumbling)

*50日以上の損失



工場管理者を対象としたグローバルマネジメントトレーニング

サステナビリティを重視した活動には、リーダーの手腕、社員のトレーニングと意識が重要な役割を果たします。ヘンケルでは、安全、衛生、環境問題に経営管理の面からどのように対処するかについて、世界中の工場管理者に専門的なトレーニングプログラムを提供しています。トレーニングコースの内容は、リスク分析から緊急事態の管理、利害関係者との対話まで、多岐にわたります。工場管理者のミーティングは、スキルを身につけるだけでなく、事業所間のネットワークづくりを促進し、各地域のベストプラクティスを共有する理想的な機会となっています。2006年以来、このような具体的なトピックについて、ヘンケルは世界のあらゆる地域の120人以上の社員にトレーニングを実施しています。ヘンケルは、常に社員のトレーニングニーズを見極め、環境保護、衛生、安全に関する適切なセミナーを基本ならびに上級トレーニングプログラムに統合しています。さらに、各地の事業所や法人も、意識向上のための活動を定期的に実施しています。

労働安全に関する意識を向上させる活動

全てのヘンケル法人は、労働安全衛生対策および技術的対策に加え、労働安全衛生に対する社員の意識を高め、適切な行動が取れるようにするための活動を実行しています。これには、各事業所に特有の状況や社員のニーズが慎重に考慮されます。

ダイバシティ(多様性)コックピット (www.henkel.com英文)