マイコレクションページ

戦略

法人顧客や消費者、事業展開先の地域コミュニティ、そして自社にとってより大きな価値を創出すると同時に、環境フットプリントを削減すること。これが私たちのサステナビリティ戦略とそれに関連する野心的な目標の中核です。

長い間、成長と資源消費は切っても切れない関係にあり、一方がなければもう一方も達成できないと考えられていました。人口増加と生活水準の向上に伴い、消費される地球の資源は増えています。人口は2050年にはおよそ90億人に達すると予想されており、この傾向は当分変わらない見通しです。これからの数十年、化石燃料や水などの天然資源の消費はより加速するでしょう。

こうした流れは未来にとっての課題ですが、大きな可能性も秘めています。イノベーションによって少ない資源でより多くを達成することは、持続可能性を高めるための鍵となるでしょう。人々が快適な暮らしをしながら使用する資源を減らしていけるソリューションが必要です。この考えがヘンケルのサステナビリティ戦略の中核にあり、私たちは資源消費を増やさずに成長し、生活の質を高めていく新しい方法を模索しています。ヘンケルは、イノベーションとスマートな考え方によって製品とソリューションを改良し、環境フットプリントを削減する一方で、より大きな価値を創出したいと考えています。

Views:

16/02/25

Henkel Sustainability Strategy 2030

Achieving more with less is the goal of Henkel's sustainability strategy.

42358

バリューと定義

2030年までに効率を3倍に高めるという目標を達成するには

6つの注力分野における貢献

ヘンケルは、持続可能な発展の課題を反映した6つの注力分野に私たちのバリューチェーンを通じた活動を集中させています。人々の生活の質を犠牲にすることなく、持続可能な発展を成し遂げるには、イノベーションと「削減でより大きな目標を達成」することがカギとなります。ヘンケルは製品やテクノロジーを通じてバリューチェーン全体を一段と進化させるべく、事業に関連する課題を集約した特定の分野に注力しています。ヘンケルはこれらの注力分野をさらに「より大きな価値を創出するもの」と「フットプリントを削減するもの」という2つの観点に分類しました。戦略を策定し、目標を達成するには、社員がこれら2つの観点を常に念頭に置いて日々の行動に取り入れ、事業プロセスに反映させなければなりません。

2020年までの中間目標(基準年:2010年)

ヘンケルはこれらの新たな中間目標を通じ、創出する価値と環境フットプリントとの関係を(基準年である2010年と比較して)2020年末までに全体で75%改善したいと考えています。

2030年までの目標

2030年までに効率を3倍に高めるという目標を達成するには、毎年平均5~6%ずつ効率を高める必要があります。自らが創出する価値と環境フットプリントの関係を全体で 38% 改善させるという2011 年から2015 年までの目標は達成され、2016 年までに効率が 42% 改善しました。「ファクター 3」の長期目標を達成する途上にあり、今後はこれらの領域でさらにパフォーマンスも向上させる方針です。この達成に向けて、以下の新しい中期目標を策定しました。

実行

6 つの注力分野での活動に集中します。いずれも、当社の事業に関連し、サステナブルな成長に関する主要課題を反映したものです。私たちの戦略を実施し目標を達成するために、ヘンケルは基盤を強化し、社員のエンゲージメントを向上させ、影響力を最大化したいと考えています。


影響力の最大化

ヘンケルは、重大な世界的な課題の克服に貢献する力を強め、事業活動、ブランド、テクノロジーを通して実現できる影響力を最大化したいと考えています。排出物の削減という明確なニーズに応えて、ヘンケルは環境にやさしい企業となることを目指します。2030年までに製造によるカーボンフットプリントを75%削減するとともに、お客様のCO2排出削減を支援するためにヘンケルのブランドとテクノロジーの可能性を活用するという、明確な目標を掲げています。そのために、より多くの再生可能エネルギーを利用して、継続的にエネルギー効率を向上させていきます。


エンゲージメントの向上

サステナビリティ戦略を実施するにあたって、社員がそれぞれの努力、スキル、知識を通して重要な役割を果たします。社員は毎日の業務を通して、また社会の一員として、持続可能な開発に貢献します。社員はお客様と会社をつなぎ、イノベーションを推進し、ヘンケルに固有のアイデンティティをもたらします。そのため、社員のエンゲージメントをさら促進していきたいと考えています。


基盤の強化

地球上の限られた資源でより良く暮らすため、さらに経済的成功をもとに前進していくために、私たちは効率性を大幅に向上させる必要があります。持続可能な開発という世界的な課題に対して、ヘンケルでは自らに長期目標を設定しています。2010年を基準年として、2030年までにヘンケルの製品とサービスの環境フットプリントに対して事業活動で創出する価値を3倍にするというものです。

これまでの成果

2030年までに効率を3倍に高めるという長期目標(「ファクター3(3倍数)」)を実現するため、ヘンケルは2020年(基準年2010年)に向けた具体的な中間目標を設定しました。現在の状況は以下の通りです。

サステナビリティ・マネジメント

経営委員会のメンバーが委員長を務めるサステナビリティ委員会が、中央の意思決定機関としてヘンケルのグローバルサステナビリティ活動を指揮しています。そのメンバーは、事業部門と管理部門の代表で構成され、サステナビリティ戦略を事業活動に組み込む責任があります。