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戦略

法人顧客や消費者、事業展開先の地域コミュニティ、そして自社にとってより大きな価値を創出すると同時に、環境フットプリントを削減すること。これが私たちのサステナビリティ戦略とそれに関連する野心的な目標の中核です。

長い間、成長と資源消費は切っても切れない関係にあり、一方がなければもう一方も達成できないと考えられていました。人口増加と生活水準の向上に伴い、消費される地球の資源は増えています。人口は2050年にはおよそ90億人に達すると予想されており、この傾向は当分変わらない見通しです。これからの数十年、化石燃料や水などの天然資源の消費はより加速するでしょう。

こうした流れは未来にとっての課題ですが、大きな可能性も秘めています。イノベーションによって少ない資源でより多くを達成することは、持続可能性を高めるための鍵となるでしょう。人々が快適な暮らしをしながら使用する資源を減らしていけるソリューションが必要です。この考えがヘンケルのサステナビリティ戦略の中核にあり、私たちは資源消費を増やさずに成長し、生活の質を高めていく新しい方法を模索しています。ヘンケルは、イノベーションとスマートな考え方によって製品とソリューションを改良し、環境フットプリントを削減する一方で、より大きな価値を創出したいと考えています。

16/02/25

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Henkel Sustainability Strategy 2030

Achieving more with less is the goal of Henkel's sustainability strategy.

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バリューと定義

ヘンケルのコーポレートバリュー


ヘンケルの5つのコーポレートバリューのひとつ: ヘンケルはサステナビリティにおけるリーダーシップに全力で取り組んでいます。例えば、ヘンケルは最高の基準を満たす製品、技術、プロセスを提供しています。また、社員の安全衛生、環境保護、そして事業展開先の地域コミュニティの生活の質の向上に全力で取り組んでいます。

サステナビリティ


2050年、90億人が地球上の限りある資源でより良く暮らすためにヘンケルができること
(持続可能な開発のための世界経済人会議のビジョン2050を元に施策)。

リーダーシップ


ヘンケルは、長期的目標、2011–2015年の明確な目標、そして戦略的原則に基づき、責任をもって事業を拡大し、事業の成功に向けて取り組む一方で、サステナビリティの課題に対する新たなソリューションを生み出します。

2030年までに効率を3倍に高めるという目標を達成するには

2030年までの20年目標

ヘンケルは、事業や製品、サービスによる環境フットプリントに対し、創出する価値を3倍にすることを目標としており、これを「ファクター3(3倍数)」と呼んでいます。

ファクター3

フットプリントは同じ水準のままで、創出する価値を3倍にすることを目指します。


または、効率を向上させることで、環境フットプリントを現在の3分の1の水準まで削減することを目指します。

多くの場合、インプット(使用する資源)の削減とアウトプット(創出する価値)の増加を同時に行っていきます。

6つの注力分野における貢献

ヘンケルは、持続可能な発展の課題を反映した6つの注力分野に私たちのバリューチェーンを通じた活動を集中させています。人々の生活の質を犠牲にすることなく、持続可能な発展を成し遂げるには、イノベーションと「削減でより大きな目標を達成」することがカギとなります。ヘンケルは製品やテクノロジーを通じてバリューチェーン全体を一段と進化させるべく、事業に関連する課題を集約した特定の分野に注力しています。ヘンケルはこれらの注力分野をさらに「より大きな価値を創出するもの」と「フットプリントを削減するもの」という2つの観点に分類しました。戦略を策定し、目標を達成するには、社員がこれら2つの観点を常に念頭に置いて日々の行動に取り入れ、事業プロセスに反映させなければなりません。

2020年までの中間目標(基準年:2010年)

ヘンケルはこれらの新たな中間目標を通じ、創出する価値と環境フットプリントとの関係を(基準年である2010年と比較して)2020年末までに全体で75%改善したいと考えています。

全体の効率を75%改善

生産量1トン当たりの売上高を22%増加

100万労働時間当たりの安全性を40%改善

生産量1トン当たりの水消費量を30%削減

生産量1トン当たりの廃棄物を30%削減

生産量1トン当たりのエネルギー消費量とCO2の排出量を30%削減

2030年までの目標

2030年までに効率を3倍に高めるという目標を達成するには、毎年平均5~6%ずつ効率を高める必要があります。ヘンケルは2011年から2015年までの5年間で効率を30%改善するための具体的な中間目標を設定しました。

実行

戦略を実行するには

戦略を実行し、バリューチェーン全体を通じてサステナビリティを推進できるかどうかは、ヘンケルの製品、パートナー、そして社員にかかっています。以下はその具体例です。

Male and female employee are holding a presentation about Persil.

製品

すべての新製品は、引き続きサステナビリティに貢献するものでなければなりません。ヘンケルは、自社製品に使用している素材についての透明性と製品の安全性を世界規模で高めていきます。売上高に対し、包装材の分量を20%削減します。

詳細情報 (英語)。

Discussion on the initiative "Together for Sustainability"

パートナー

パートナーと協力し、サプライチェーンに関わる100万人の職場環境の改善に取り組みます。 顧客や消費者がCO2の排出量を5,000万トン削減できるようにします。 3億人の消費者にリサイクルという選択肢を紹介し、リサイクルへの参加を後押しします。

詳細情報 (英語)。

Three female employees are talking about sustainability in the Henkel Global Experience Center.

社員

社員を総動員し、引き続きサステナビリティの推進に取り組んでいきます。 社会貢献活動を通じ、1,000万人の生活の質の改善に貢献します。 ヘンケル独自の認定プログラム、サステナビリティ大使によって、20万人の子供たちにサステナビリティへの取り組みを呼びかけます。

詳細情報 (英語)。

これまでの成果

2030年までに効率を3倍に高めるという長期目標(「ファクター3(3倍数)」)を実現するため、ヘンケルは2011年から2015年までの具体的な目標を設定し、これを達成しました。現在の状況は以下の通りです。

+38%

全体の効率を38%
改善

2015年までの目標:+30%

+11%

生産量1トン当たり
の売上高を11%増加

2015年までの目標:+10%

+33%

百万労働時間当たりの安全性を33%改善

2015年までの目標:+20%

-23%

生産量1トン当たりの水消費量を23%削減

2015年までの目標:-15%

-17%

生産量1トン当たりの廃棄物を17%削減

2015年までの目標:-15%

-18%

生産量1トン当たりのエネルギー消費量とCO2の排出量を18%削減

2015年までの目標:-15%

サステナビリティ・マネジメント

経営委員会のメンバーが委員長を務めるサステナビリティ委員会が、中央の意思決定機関としてヘンケルのグローバルサステナビリティ活動を指揮しています。そのメンバーは、事業部門と管理部門の代表で構成され、サステナビリティ戦略を事業活動に組み込む責任があります。