2015/01/14

接点障害の懸念のないガスケットで、車載電子部品の生産効率を15%向上*

ヘンケルジャパン、「オートモーティブワールド・EV/HEV駆動システム技術展」- 会場内展示ブースにてポリアクリレート系液状ガスケットを紹介

ドイツの化学・消費財メーカー ヘンケルの日本法人ヘンケルジャパン株式会社(本社:東京都品川区 社長:玉置 眞)、トランスポート&メタル事業本部は、2015年1月14日(水)から16日(金)まで東京ビッグサイト(小間番号:西2ホール 西9-44)にて開催される「オートモーティブワールド・EV/HEV駆動システム技術展」(主催:リード エグジビション ジャパン株式会社)会場内展示ブースにて、ポリアクリレート系液状ガスケット塗布サンプル展示及び、製品詳細についてのビデオやプレゼンテーションによる紹介を実施します。

ポリアクリレート系液状ガスケットの特長

接点障害の懸念のないポリアクリレート系液状ガスケット

UV硬化型液状ガスケット 「ロックタイト5883」はポリアクリレート系であるため、狭い部品ケース内で温度が上昇してもシロキサンガスが発生しません。このため接点障害に起因する導通不良を起こしません。また、軽量素材であるアルミやプラスチック基板への密着性に優れ、高いシール力を発揮します。圧縮永久ひずみが小さく、耐オイル性も高いため、過酷な環境下でも電子部品を確実に保護します。

精密塗布により生産効率を15%向上*
専用の高性能塗布機を使用することで、液状の「ロックタイト5883」を自動で、速く正確に、直接部品へ連続塗布することができます。「ロックタイト5883」は数秒のUV 照射で硬化し、形成されたガスケットは高さも均一で塗り始めと塗り終わりの重なりも最小限に抑えられます。また、固形ガスケットやOリングを手動で部品に取り付け、加圧シールプロセスで固着させる一般的な方法の際に発生するガスケットのずれによる修正作業の発生を低減させることが可能です。これにより、生産効率が15%向上します。ヘンケルでは近年開発したこのポリアクリレート系UV硬化型液状ガスケットを精密塗布するテクノロジーを“XIPG”と名づけ、自動車産業向けに世界中で展開しています。

その他のポリアクリレート系液状ガスケット
耐オイル性が高く、低ガス透過性の製品「ロックタイト5810A」は、一般的なシリコーン製品に比べ低泡立ちであるため油圧回路などでの誤作動の要因となりません。室温で硬化するため特別な設備が必要なく低投資コストで使用できます。

近年の自動車は部品点数の削減と機能性向上を目的とした機電一体化が進んでおり、従来は室内に配置されていた制御系電子部品も、エンジンルーム内など外部環境や熱の影響を受けやすい配置になる場合が増えています。また、快適で安全な運転システムのため様々な情報をセンサーで感知し、制御するための電子部品も増加しています。さらには、燃費の向上のため軽量化を目指し、電子部品を保護するケースやカバーなども小型化と省スペース化が加速しています。ガソリンエンジン自動車よりも部品点数が少ない電気自動車(EV)やハイブリット自動車(HEV)でも機能性向上や軽量化は課題であり、数多く搭載されている電子部品の小型化や機電一体化の傾向は例外ではありません。

そこで、「ロックタイト5883」「ロックタイト5810A」 のようなポリアクリレート系液状ガスケットを導入することで、特別な形状の固形ガスケットやOリングを在庫しておく必要がなくなり、在庫コストの削減にもつながります。軽量化・省スペース化により、従来よりも過酷な環境に晒される電子部品・電装品を外部環境から保護し、狭いスペース内でもその性能の発揮を妨げないポリアクリレート系液状ガスケットを、車載用電子部品市場に供給し、安定した性能の電子部品生産をサポート致します。