2013/09/18

アジア新興市場の顧客対応の拠点に

ヘンケル、世界最大規模の接着剤工場を上海に開設

ヘンケルは本日、上海において世界最大級の接着剤工場の落成式を行いました。この新たな生産施設により、中国での生産能力を拡大し、増え続ける中国およびアジア地区の顧客に向けて、革新的な接着剤技術をより迅速に提供します。

新工場は、150,000平方メートル(東京ドーム約3個分の大きさ)に及ぶ敷地を有しており、中国およびアジア太平洋地域の産業用接着剤の中心的な生産拠点となります。この新しい接着剤工場の顧客には、自動車産業および多様な消費財産業の企業顧客などが含まれます。接着剤の年間生産量は、428,000メートルトンに達する見込みです。

「この新しい接着剤工場は、ヘンケルの2016年に向けた戦略の達成に大きく貢献するでしょう。すなわち、ヘンケルの接着剤事業の拡大とさらなるグローバル展開、また新興市場でのマーケットシェア拡大を可能にしてくれるでしょう」と、ヘンケルグループの経営委員会会長兼CEOのカスパー・ローステッド(Kasper Rorsted)は述べました。落成式には数多くの中国の政治家や実業家に加えて、ヘンケルの監査委員会および株主委員会会長のジモーネ・バジェル‐トラー(Dr. Simone Bagel-Trah)も参列しました。ヘンケルでは既に、全売上高の45%を新興市場が占めており、社員の55%が新興市場の国々に在籍しています。ヘンケルの2016年に向けた財務目標の1つは、総売上高目標200億ユーロのうち、新興市場における売上高を100億ユーロにまで高めることです。

「新工場の開設はヘンケルと顧客の双方にとって重要な出来事です」と、ヘンケル取締役副社長 アドヒーシブテクノロジーズ事業部門担当のヤン・ダーク・アウリス(Jan-Dirk Auris)は述べました。「この大規模な生産施設は地理的な要素のみならず、イノベーションのためのパートナーシップおよび互いの成功へのヘンケルのコミットメントの強化をもたらすことにおいても、私たちをこの地域の顧客により近づけてくれるでしょう。

ヘンケルは既存の上海地域の接着剤生産活動を上海化学産業パークに位置する新しい拠点に集約することにより、現在および将来の技術能力を大いに拡大していきます。この動きはヘンケルにおいて進行中のグローバル生産ネットワークの統合・最適化プログラムの一環です。

アジア・パシフィック地域の接着剤需要の増大
ヘンケルはこの新工場に5,000万ユーロを超える資金を投入しており、約600名の人員を雇用する予定です。この工場によりヘンケルは中国と全アジア太平洋地域の産業用接着剤技術に対する需要の増大に応えます。

中国は既に世界最大の自動車市場となっており、その国内生産基盤も急速に拡大しています。また中国はスポーツ用品と電子機器の主要生産国の1つでもあります。これらの産業やその他多くの産業において、製品の軽量化・高機能化の面でも接着剤はますます多用されており、生産プロセスをより持続可能にする一助となっています。

生産におけるサステナビリティ
新工場はサステナビリティと効率性のモデルとなっています。従来の生産工場と比較して、集中的な水の回収システムにより、水の使用量はわずか半分となっています。またリサイクルによってパッケージ材料量は60%削減され、日光を透過する特殊な半透明の屋根により工場の照明に使用する電力は90%削減されています。さらに廃熱回収システムや接着剤の漏出・流出を防ぐ革新的な充填装置も設置しています。

ヘンケルは多様な産業に対応するサプライヤーとして、中国市場に参入したわずか2年後の1990年に中国における最初の生産施設を開設しました。ヘンケルはこの早期段階から中国における生産活動の立ち上げを開始した企業顧客へのサービス対応を始めました。それ以来、ヘンケルは中国において接着剤の生産を継続し、順調に売り上げを伸ばしています。

新工場についての情報はこちらより入手できます: http://www.henkel-ap.com/dragon-plant

Jan-Dirk Auris (Executive Vice President Adhesive Technologies), Dr. Simone Bagel-Trah (Chairwoman of the Supervisory Board), Kasper Rorsted (Chairman of the Management Board)