サステナビリティの推進

ゼロエミッションモビリティへの移行を加速させるため、OEMやバッテリーメーカーの課題解決に貢献します。世界初の注入型熱伝動性接着剤により、EVバッテリーシステム向けの幅広いソリューションポートフォリオをさらに拡大しました。

TECHNOMELT（テクノメルト）Supra Proは、食品安全パッケージ用の革新的な高性能ホットメルト接着剤など、高い食品安全性と優れた加工上のメリットを兼ね揃えています。これは、食品業界の需要だけでなくコンシューマーの要望に応えるものです。

筐体・ケースなどを使用した液状接着剤によるポッティングではデザイン自由度の少なさ、プロセスの多さや液状接着剤の養生時間にお困りではありませんか？お客様の生産工程や最終製品での高性能を出すために設計されたヘンケルのTECHNOMELT（テクノメルト）ホットメルトモールディングを利用してトータルコストの削減、生産性の向上を実現させませんか？

嫌気性接着剤は、一般的に空気（酸素）の存在下で安定しています。金属との接触かつ空気が遮断されると、接着剤が硬化して固体の熱硬化性樹脂を形成します。反応を開始するには、活性金属（銅や鉄を含む合金など）が必要です。ねじとナットの隙間に入り込み硬化したらアクリル樹脂、つまり、プラスチックになります。

TECHNOMELT（テクノメルト）荷崩れ防止用ホットメルトは、パレット輸送時のダンボール箱等の荷崩れ防止に使用されるホットメルト接着剤です。高いグリップ力でストレッチフィルムの代替として使用可能です。環境省が推進しているプラスチック・スマートキャンペーンに賛同し、同キャンペーンに登録しています。

紙製の便利なアイテムに向けた接着剤ソリューションの開発

ホットメルトを用いたパッケージの製造において定期的なメンテナンスは必要ですが、現在どれぐらいのメンテナンスコストが発生していますか？また、作業中の火傷や臭気で気分が悪くなったことはありませんか？低温塗工タイプの包装用ホットメルト接着剤：TECHNOMELT® SUPRA COOL（テクノメルト スープラ クール）を使用することで、メンテナンスコスト低減や作業環境の改善が可能です。

ロックタイト反応性（PUR）ホットメルト構造用接着剤は、スマホ、ノートパソコン、デジカメなどの筐体接合用としてだけでなく、スマート家電の製造にも採用されています。構造用両面テープと比べ高い接着強度を発現するだけでなく、生産の自動化が可能であることや糊残りなくリワークが可能なためリユース・リサイクルにも役立ち、廃棄物削減にも貢献します。

ヘンケルの反応性ホットメルト接着剤を利用することにより、廃棄物の削減、製造プロセスの自動化・簡易化、トータルコストの低減及びサステナビリティへの貢献が可能です。ヘンケルは、幅広いイノベーションポートフォリオを生かして、環境に配慮したエレクトロニクス業界向け製品初のバイオベースポリウレタン反応型（PUR）ホットメルト構造用接着剤を開発しました。

ヘンケルのポリオレフィン系ホットメルト接着剤 TECHNOMELT® SUPRA（テクノメルトスープラ） は、飲料などの段ボールケースの組み立て用、食品等のカートン組み立て用、製函用、封函用、小箱用など幅広い包装用途で使用されています。TECHNOMELT® SUPRA（テクノメルトスープラ）で、アプリケーターのノズル詰まりによる生産性低下や糸曳きによる品質問題を改善し、コスト低減を実現しませんか？

スマート家電とスマートデバイスは未来のものなのか？

持続可能なパッケージングソリューションの開発にあたっては、バリューチェーン全体にわたる緊密なパートナーシップが不可欠です。ドイツ包装技術協会は、このアプローチを評価し、ジークブルク、ヘンケル、エクソンモービル、クラウスフォリー、ウインドミューラー＆ヘルシャーの協力により生産されたインキ脱墨可能でリサイクル可能なパウチに対しサステナビリティ部門のパッケージングアワードを授与しました。

ヘンケルは、UPM Specialty Papersと共に、インターパック2023で2種類のリサイクル可能なペーパーソリューションを展示しました。包装業界や広く社会全般で喫緊の環境問題に対処している中で、バリューチェーン全体で協力し、迅速に解決策を提供することが重要です。

ヘンケルは、あらゆる有機化学製品および材料について、化石ベースの炭素から再生可能な炭素への移行加速を推進するイニシアチブの創立メンバーです。私たちは、化石炭素ベースの原材料を再生可能原料に置き換える新しい接着剤、シーリング剤、機能性コーティング剤のソリューションを開拓し、ヘンケル製品のカーボンフットプリントを削減するとともに、お客様によるバリューチェーン全体の排出量削減を支援することを目指しています。

毎年恒例の会議に世界中のパッケージング＆コンシューマーグッズ業界のパートナーを集め、現在のサステナビリティのニーズに対する業界の対応について話し合います。サステナビリティデー2022には、81カ国650社から1,500名の参加者が集まり、循環型経済、製品とパッケージの環境フットプリントの削減、新たな規制変更などのテーマについて協議しました。

ヘンケルは、ノースカロライナ州立大学FREEDMシステムエンジニアリング研究センターと提携し、材料技術がパワーエレクトロニクス応用に与える影響を調査しています。私たちはFREEDMシステムセンターと共同で、ノースカロライナ州立大学PREES Labのサービスを利用しています。

ヘンケルは、率先して透明性の問題に取り組むため、自動車バリューチェーンのすべての参加者がフットプリントを計算し、関連データを交換する方法を標準化することを目指す汎ヨーロッパネットワーク、Catena-Xに参加しました。ジョイントベンチャーCofinity-Xの設立により、自動車業界のパートナーがネットワークの採用を促進し、Catena-Xユースケースの運用と採用を加速させます。

ヘンケルは、アーヘン工科大学のEモビリティコンポーネント生産工学（PEM Motion GmbH）と、eモビリティ分野の研究プロジェクトで協力する戦略パートナーシップ関係を結びました。産業界と学界の強力なパートナーシップを築くことにより、次世代のバッテリー技術を開拓し、その実現とより安全でサステナブルなバッテリーの開発に向けて材料の要件を研究します。