サステナビリティの推進

オーセンティック ビューティ コンセプトでは、すべてのボトルとジャーは完全にリサイクル可能です。（＊ミニヘアマスクを除く）2021年から、すべてのボトルとジャーを80％のPCRプラスチックに切り替え始めています*。

クレイをはじめとする自然由来成分を主な原料とし、排水をできる限りクリーンなものにするためカラー1剤の生分解性92％を実現しました。

Authentic Beauty Conceptは、ヨーロッパ市場で初めてのヴィーガン「リフィルバー」を発売しました。循環型経済を生み出すためのリフィルシステムで、環境、お客様、サロンにとってさまざまな利点があります。同ブランドは、シリコン、硫酸塩、パラベン、人工着色料、鉱物油不使用の厳選されたヴィーガン処方を使い、機能を損なうことなく、自然と研究の最適な組み合わせを追求しています。

Got2bは、グローバルなデジタルファースト世代の若者のチャリティ活動、Ditch the Label（DTL）と提携し、オンラインヘイトやネットいじめとの戦いをサポートしています。このコラボレーションは2021年にバーチャルライブトークのシリーズとデジタルツールキットで始動しました。このDTL Harmful Content Removal Toolは、有害な行動を根本から防ぐためにリリースされました。Got2bとDTLは、パートナーやコンシューマーがネットいじめを見かけたら声を上げることができるようにしています。

プラスチックごみは地球にとって最大級の課題の1つです。私たちはごみ回収とリサイクルの取り組みを支援し、クローズドループリサイクルを促進するためのソリューションと技術に投資しています。ヘンケルは、社会的企業のPlastic Bankと協力する最初の大手グローバル消費財メーカーとなりました。それとともに、プラスチックごみを削減するため環境と社会の課題に取り組んでいます。

ザ・コンシューマー・グッズ・フォーラム（「CGF」）のプラスチックごみに関する実行連合は、消費財業界におけるプラスチックパッケージの開発と処理に対するより循環的なアプローチを開発することを目指し、2020年に創設されました。意識が高く革新的な42の小売業者と製造業者をCEOが率いるこの連合のビジョンは、新しいプラスチック経済に向かって進歩を加速することです。

私たちは、開発組織ソリダリダードと共に、パーム油およびパーム核油業界の小農を支援し、クライメート・スマートな農法を促進しています。私たちは、気候にやさしい農業の研修に力を入れるとともに、政策や関係ステークホルダーへの影響力を行使しています。ヘンケルは、コロンビア、ガーナ、ホンジュラス、インドネシア、メキシコ、ニカラグア、ナイジェリアでソリダリダードと連携しています。

ヘンケルは他の同業者と共に、化粧品に関する業界全体の環境影響評価・スコアリングシステムを共同開発するためのグローバルコラボレーションを開始しました。目標は、共通の科学的手法に基づき、ブランドにとらわれず、コンシューマーに明確で透明性の高い比較可能な環境影響情報を提供するアプローチを共同設計することです。その目的は、コンシューマーがサステナブルな選択を可能にすることです。

ヘンケルは、原料メーカーの再生可能原材料の量を増やしてCO₂フットプリントの削減に貢献するため、BASFおよびShell
との協力関係に投資することを決定しました。再生可能ベースの原料は、従来の原料と比較してCO₂フットプリントが抑えられます。生産工程における化石原料と再生可能原料の量を決定するために使われる現在のソリューションを「バイオマスバランス・アプローチ」といいます。