ヘンケルが展開する2つの事業部門「アドヒーシブ テクノロジーズ(接着技術)」「ヘンケル コンシューマーブランドは。
ジャパンビューティー イノベーションハブ
シュワルツコフと資生堂プロフェッショナルが長年培ってきたヘアカラーのイノベーションとトレンド、プレミアムヘアとスカルプケア、育毛ケア、スタイリング、パーマソリューションなどの専門知識を活かし、アジアにおけるヘアプロフェッショナル事業の拠点となることを目指します。
2018/08/21 デュッセルドルフ、ドイツ
ヘンケル最高経営責任者のハンス・ファン・バイレンは、「既存事業売上高の著しい成長により、ヘンケルは為替と原材料価格の高騰の強い影響にもかかわらず、第2四半期に順調に業績を伸ばしました。四半期売上高は史上最高となり、調整後の売上高営業利益率もさらに向上し、調整後の当期利益は過去最高に達しました。アドヒーシブ テクノロジーズ(接着技術)事業部門の既存事業売上高は非常に好調で、ランドリー&ホームケア事業部門も堅調な伸びを示しました。ビューティーケア事業部門の業績も良いものでした」と述べました。
「すべての地域で既存事業売上高を伸ばし、新興市場では非常に好調、また成熟市場でも堅調な業績となりました。北米の消費財事業のサービス水準は通常に戻り、成長軌道に戻りました」
「第1四半期と同様、当社は非常に強い為替の逆風に直面しており、また第2四半期では原材料の価格も上昇しています。為替は当社の売上に6.1%、310百万ユーロのマイナスの影響を与えました。営業利益と一株あたり利益もまた為替の影響を受けています。為替の影響を除けば、優先株(一株)あたり利益は7.7%の好調な成長を遂げました」とハンス・ファン・バイレンは説明しました。
ヘンケルは2018年度のガイダンスを修正しました。ヘンケルグループの既存事業売上成長率を2~4%と予測しています。また、接着技術事業部門の既存事業売上成長率を以前の2~4%から4~5%に修正しました。ランドリー&ホームケア事業部門については、引き続き2~4%の既存事業売上成長率を予測しています。ビューティーケア事業部門については、既存事業売上成長率は0~2%になると予測しています。
調整後の売上高営業利益率(EBITマージン)については、ヘンケルは前年比の伸びの見通しを以前の17.5%超から18%前後に修正しています。3事業部門すべてがこの業績の伸びに貢献すると予測しています。為替と原材料価格の影響の拡大を考慮し、調整後の優先株(一株)あたり利益の伸びは以前の5~8%から3~6%になると予測しています。
ハンス・ファン・バイレンは、「この見通しは、持続的な利益成長に引き続き注力し、戦略的優先事項の実施をさらに進めるという当社の姿勢を明確に示すものです」と述べました。
2018年第2四半期の売上高は過去最高水準の5,143百万ユーロに達し、名目売上高は前年同期比で0.9%増加しました。為替変動と売却・買収の影響を除外した既存事業売上高は、3.5%と堅調な伸びを見せました。また、売却・買収の貢献は3.5%に達し、この結果7%の増加となりました。為替の影響により売上高は6.1%減となりました。
既存事業売上高については、接着技術事業部門は5.2%増と非常に力強い伸びを示しました。ビューティーケア事業部門は前年同期の水準を0.4%上回りました。ランドリー&ホームケア事業部門は2.9%増と好調な伸びを記録しました。
売上の伸びは、特に消費財事業部門での好調な業績によって、グループ全体で2桁増となったデジタルセールスにも支えられました。
新興市場の既存事業売上高は5.4%増と非常に力強く、グループの既存事業売上高の成長に平均を上回る貢献を果たしました。成熟市場の既存事業売上高も2.2%増と好調な伸びを示しました。
既存事業売上高については、西欧が0.1%増と安定した伸び、東欧が8.2%増を達成、アフリカ・中東が4.7%増、北米が4.9%増、中南米が6.3%増、アジア太平洋地域が1.9%増となりました。
調整後の営業利益(EBIT)は1.8%増加し、前年同期の909百万ユーロから926百万ユーロとなり、過去最高となりました。
調整後の売上高営業利益率(EBITマージン)は、0.2パーセントポイント増の18.0%でした。
調整後の優先株(一株)あたり利益は、1.55ユーロから1.9%増加して1.58ユーロとなりました。優先株(一株)あたり利益の伸びは為替の影響を受け、5.8%減となりました。為替の影響を除くと7.7%増となりました。
売上高に対する正味運転資本は6.3%と、2017年第2四半期(5.2%)の水準を上回りました。
第2四半期の接着技術事業部門は、既存事業売上高が5.2%増と極めて好調な伸びを示しました。名目売上高は、2.6%増の2,432百万ユーロとなりました。調整後の営業利益は、1.5%増の462百万ユーロに達しました。調整後の売上高営業利益率は19.0%と、前年同期の水準をわずかに下回りました。
ビューティーケア事業部門は、既存事業売上高が0.4%増となりました。名目売上高は3.8%増の1,035百万ユーロとなりました。調整後の営業利益は4.4%増で187百万ユーロに達しました。調整後の売上高営業利益率は0.1パーセントポイント増で18.1%となりました。
ランドリー&ホームケア事業部門は、既存事業売上高が2.9%増と好調な伸びを示しました。名目売上高は前年同期の1,703百万ユーロから1,644百万ユーロに減少しました。調整後の営業利益は前年同期から1.0%減の295百万ユーロとなりました。調整後の売上高営業利益率は0.4パーセントポイント増の17.9%となりました。
2018年上半期のヘンケルの売上高は9,978百万ユーロとなりました。為替と売却・買収の影響を除いた既存事業売上高の伸びは2.3%となりました。外国為替の影響により売上は7.4%減少しました。
調整後の営業利益は、1,763百万ユーロから0.3%増加し1,768百万ユーロとなりました。
調整後の売上高営業利益率は、17.4%から17.7%に上昇しました。
調整後の優先株(一株)あたり利益は、2.96ユーロから1.7%増加し3.01ユーロとなりました。優先株(一株)あたり利益は為替の影響を受け、6.1%減となりました。為替の影響を除くと7.8%増となりました。
2018年上半期、接着技術事業部門の既存事業売上高は5.0%増と極めて好調な伸びを示しました。調整後の売上高営業利益率は18.5%でした。
消費財事業の売上は、北米での配送の問題の影響を受けました。ビューティーケア事業部門の既存事業売上高は前年同期を2.0%下回りました。調整後の売上高営業利益率は17.4%と、前年の上半期と同水準となりました。ランドリー&ホームケア事業部門の既存事業売上高は1.1%増でした。調整後の売上高営業利益率は極めて好調な伸びを示し、17.4%から18.2%に増加しました。
2018年6月30日の時点で、ヘンケルの正味財務状況はマイナス3,597百万ユーロでした (2017年12月31日の時点ではマイナス3,225百万ユーロ)。
本プレスリリースにおける将来予測は、弊社経営陣の知見と現在の予測に基づくものです。将来予測は、英文中 ”expect“ “intend ” “ plan ” “ predict” “assume” “believe” “estimate” “anticipate” “forecast”等の語や同様の表現を用いて特徴づけられています。こうしたステートメントは、将来予測の実現を確約するものでは決してありません。将来のヘンケル社および関連企業の業績は、多くのリスクならびに不確実な要因によって、本稿の将来予測とは異なる場合があります。こうした要因の多くは、経済状況や競合の活動、その他市場要因など、弊社のコントロールを超えるものや前もって正確に予測することができないものです。ヘンケルは、これら将来予測をアップデートする意向はなく、またそれに関するいかなる義務を負うものでもありませんので、ご了承ください。