2021/09/06  デュッセルドルフ、ドイツ

スピーディで正確に車載ディスプレイの接着を行う画期的な手法SpeedCure™を、業界屈指のイベントで発表

ヘンケル「車載ディスプレイ&インターフェースシンポジウム」で最先端の接着技術を紹介

自動車業界でのデジタル化が進行する中、車載ディスプレイはユーザー体験の中心となっており、完成車メーカーにとっては他社との差別化を図る鍵にもなっています。車載ディスプレイは大型曲面の異形デザインが増える傾向にあり、かつてないほどの高機能化と軽量薄型ディスプレイモジュールの追求により製造の複雑さが増しています。

ヘンケルは自動車業界向け接着剤、シール剤、機能性コーティング剤のマーケットリーダーとして、最先端の構造用接着剤製品により、完成車メーカー各社が著しい変化に対応するための課題解決をサポートいたします。9月28日~29日に米国デトロイトの会場およびオンラインでも開催される「2021車載ディスプレイ&インターフェースシンポジウム」(Vehicle Displays & Interfaces Symposium)にて、ヘンケルはディスプレイ製造に前例のないスピード、性能、柔軟性をもたらす新しい接着ソリューションを紹介します。コロナ禍の制約により、ヘンケルオートモーティブコンポーネンツ事業自動車ディスプレイ担当 アジアパシフィック事業開発マネジャーのペニー・パンは、本シンポジウムでのオンライン・プレゼンテーションを行います。また、このプレゼンテーションは、並行して別途実施されるバーチャルシンポジウムにおいても世界中の視聴者にオンライン配信されます。

「車載ディスプレイ向け構造接着の材料とプロセス」と題するペニー・パンのプレゼンテーションでは、ディスプレイ用途で正確かつ効率的に接着剤を硬化させることのできるヘンケルの新しい構造接着法「スピードキュア」(SpeedCure)が紹介されます。精度の高いこの接着法は、光照射により硬化に必要な熱を発生させ接着剤と材料の硬化を促進するもので、30~90秒という短い接着処理時間であるため大量生産にも適しています。プレゼンテーションでは、ヘンケルの幅広いディスプレイ向けラインナップの中から接着剤、塗布工程の専門技術および塗布装置の概要といった革新的なソリューションも紹介されます。

車載ディスプレイ技術が急速に進化するに従い、情報の交換が何より重要になってきています。ヘンケルは本シンポジウムの登録スポンサーとして「車載ディスプレイ&インターフェースシンポジウム」を支援しており、100億ドル規模と言われるディスプレイ業界から幅広く専門家にお集まりいただけるようなシンポジウムになることを期待しております。シンポジウムの主催は、ディスプレイ業界トップの科学者、技術者、企業研究者などのメンバーで構成される国際情報ディスプレイ学会であるSID(Society for Information Display:SID.org)によるもので、現地会場のイベントでもオンラインイベントでも車載ディスプレイ業界に焦点を絞った卓越したテクニカルプログラムが提供されます。

イベントおよび登録に関する詳細

イベント参加登録
※オンラインプログラムへの参加登録は9月10日から


ヘンケルは車載ディスプレイ向けのスピーディで正確な新しい構造接着法「SpeedCure」(スピードキュア)を発表