2022/05/18  デュッセルドルフ、ドイツ

ヘンケル全体でジェンダーの多様性を促進

ヘンケル、2025年までに男女平等達成に向けて邁進

  • 2025年までに全管理職でジェンダーバランスの確立を目指す
  • 現在の女性管理職の割合は38%
  • ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(多様性、公平性、一体性)を促進するための包括的な行動計画と対策

ヘンケルは、2025年までに全管理職で男女平等を達成するという意欲的な目標を発表しました。経営陣、幹部補佐や中間管理職共に、女性の割合を大幅に引き上げます。この意欲的な目標によって具体的な目標と行動を示すことにより、ヘンケルは、より多様で公平、そして一体性のある組織を実現するという明確なコミットメントを裏付けています。

ヘンケル最高経営責任者のカーステン・クノーベルは、「ヘンケルでは、あらゆる多様性の基準を取り入れ、すべての人に公平に機会が与えられるようにすることが、私たちの責任であると考えています。私たちは、ジェンダーの多様性が当社の将来的な事業の成功に重要な役割を果たすと確信しています。ヘンケルの『意義ある成長』アジェンダは、協力を重んじる文化と意思決定力を持つ社員という強固な基盤の上に成り立っています。多様性を受け入れ、インクルーシブな文化を高めることは、効果的に協力し合い、さまざまな視点を取り入れ、互いをエンパワーするための鍵となる要素です。『違いがあるのにも関わらず』ではなく、『違っているからこそ』成し遂げられるのです」と述べています。
 
ヘンケルは近年、女性管理職の割合を着実に高めてきました。現在、その割合は38%に達しています。ヘンケル最高人事責任者のシルヴィー・ニコルは、「順調に進展していますが、やらなければならないことはまだあります。全管理職レベルで男女平等を実現することは、とても野心的なプロセスです。私たちは、当社の多様性が持つ可能性を最大限に活用するために具体的なプログラムや行動を実行することで、これまでの取り組みをさらに加速し、強化することに全力を注いでいます。よりインクルーシブな考え方と関係性を育み、より一層公平で透明性の高い体制とプロセスを構築します」と述べています。

ジェンダーの多様性を高めるための行動計画

ジェンダーの多様性を高めるべく、ヘンケルは採用から能力開発、雇用維持に至るまで、社員のライフサイクル全体を通してプログラムと対策をさらに加速していきます。これには、性差別のない採用と人材登用、徹底的にモニターされた昇進・後継者育成計画、多様性に関する社内の集中的なスキルアップ、無意識の偏見に対するトレーニング、インクルージョンプログラム、リーダー職の分担制やパートタイム制といった新しい働き方の拡張、世界各地で実施されている多様性の実現に向けた多数のメンタリングやネットワーキングの取り組みの活用などが含まれます。

ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン

2007年、ヘンケルはドイツの上場企業(DAX)の中で、いち早く多様性に特化したグローバルチームを設立した企業となりました。今日、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DEI)は、ヘンケルの企業戦略と企業文化に深く根付いています。ジェンダーの多様性を高めるための取り組みは、国際性や民族性、性的指向、障がい、さまざまな世代の協力といったさらなる側面を含む、当社の総合的な多様性戦略の重要な要素です。ヘンケルは、これらのすべての側面で大きな進歩を遂げることを目指しています。また、これを会社全体に定着させ、実行に移すために、すべての部門と地域で協働する全社的なDEIネットワークを構築しました。


※2022年5月17日にドイツ・ヘンケル本社が発表したプレスリリースの日本語訳版です。本プレスリリースは英語が原本であり、その内容・解釈については英文原本が優先します。