2022/10/07  デュッセルドルフ、ドイツ

ヘンケル経営委員会の人事変更について

ブルーノ・ピアセンツァ、30年以上にわたる貢献を経てヘンケルを退職

今年初めの発表通り、2011年よりヘンケルのランドリー&ホームケア事業部門取締役副社長を務めてきたブルーノ・ピアセンツァ(56歳)が、2022年9月30日付でヘンケル経営委員会を退任することとなりました。2022年10月1日以降、現在ビューティーケア事業部門取締役副社長のウルフギャング・ケーニッヒ(50歳)がランドリー&ホームケア事業部門を兼任します。ケーニッヒは、今後、新たに設立されるヘンケルコンシューマーブランド事業部門も統括してまいります。

ヘンケルは2022年1月に2つの一般消費者向け事業の統合を発表した際、統合プロセスに深く携わってきたブルーノ・ピアセンツァが、2022年末までに退職予定であることも発表しました。ヘンケル コンシューマーブランドの新たな組織体制の導入が当初発表された予定よりも早く進んでいることから、この人事変更を前倒しで実施することとなりました。

株主委員会および監査委員会会長を務めるジモーネ・バジェル‐トラー博士は、ブルーノ・ピアセンツァの長年の貢献に感謝し、次のように述べています。「ブルーノ・ピアセンツァは、ランドリー&ホームケア事業部門の発展、ひいてはヘンケルの全社的な発展に大きく貢献してきました。彼のリーダーシップの下、ランドリー&ホームケア事業部門の市場での地位は国際的に大きく拡大し、重要なプロダクト・イノベーションがもたらされました。また、製品の開発から使用、リサイクルに至るまで、バリューチェーン全体でサステナビリティが大幅に強化されました」

また、ヘンケル最高経営責任者のカーステン・クノーベルは、「ヘンケル全社員に代わり、経営委員会の同僚であるブルーノ・ピアセンツァに心から感謝の意を表したいと思います。彼は30年以上にわたって当社に勤務し、ランドリー&ホームケア事業部門を約12年間統括してきました。彼の情熱と専門知識により、この間、当社のトップブランドと事業部門全体において非常に力強い発展を遂げることができました。特に、現在進めているヘンケル コンシューマーブランドへの統合プロセスへの積極的なサポートに感謝したいと思います。統合が順調に進んでいることから、委員会の合意で、担当の変更に適切なタイミングと判断しました」 とブルーノ・ピアセンツァの数十年にわたるヘンケルへの献身と貢献に感謝の意を表しています。

ブルーノ・ピアセンツァはフランスで生まれ、1990年にヘンケルでプロとしてのキャリアをスタートさせました。経営委員会に加わる前は、西欧、中東・アフリカ、アジア太平洋地域のビューティーケア事業部門上級副社長、ヘンケルフランス代表取締役社長を歴任しました。2011年にヘンケル経営委員会のメンバーに任命され、ランドリー&ホームケア部門を担当しました。


※2022 年 9 月 30 日にドイツ・ヘンケル本社が発表したニュースリリースの日本語訳版です。本ニュースリリースは英語が原本 であり、その内容・解釈については英文原本が優先します。