日本進出から70年、多様な文化を受け入れながら事業を拡大
1876年にドイツで創業したヘンケルは、1954年、日本に代表事務所を設立し、1996年に社名をヘンケルジャパン株式会社に変更しました。2008年ヘンケルは、ナショナルスターチ社が所有していた接着剤事業と電子材料事業を引き継ぎ、2023年の資生堂プロフェッショナルのアジア太平洋地域におけるプロフェッショナルビジネスの買収など、日本で数々のM&Aを経て多様な文化を受け入れながら事業を拡大し、アドヒーシブ テクノロジーズ(接着技術)事業と、ビューティケア事業(現在はコンシューマーブランドに事業部名変更)の2本柱で着実に成長を遂げてきました。
ヘンケルジャパン代表取締役社長の浅岡は、「ヘンケルは日本市場に参入して今年で70年を迎えます。これまで多くの先人たちによって信頼と実績が築かれてきました。これからは多様で個性輝く私たちの手でその財産を発展させ、さらなる成長を遂げていきます。世の中の動向やマーケットが激しく変化する中で、世の中から要求されることが変わるというのは、今も70年前も一緒です。その時その時のマーケットの変化や要望に対して、色々な努力やチャレンジをしてきた結果、その積み重ねが今日につながっています。今、世の中から要求されているもの、マーケットに対して我々が考えるべきことの一つがDEIであると考えます。さらにDEIを推進し、グローバル社会の中での競争力を強化していきたいと思います」と述べました。
DEIをさらに強力に推進し、新たな価値を創出
現在ヘンケルジャパンでは、東京・天王洲の東京本社をはじめ全国10の拠点で、15の国籍からなる800名以上の社員が働いています。ヘンケルはダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DEI)を重視する企業文化は、創造力とイノベーションの大きな原動力になると考えています。経済のグローバル化が進み、多様化した顧客ニーズに対応した商品開発やサービス提供をし、競争力の強化をするためには、日本においてもDEIのさらなる推進が急務であると捉えています。
2024年9月30日(月)にロバート キャンベル氏を招いて70周年記念イベントを開催
ヘンケルジャパンでは、日本進出70周年を記念したイベントを、2024年9月30日(月)、東京・天王洲にある東京本社の「ASK Academy TOKYO」で開催しました。世の中的にも会社としてもDEIの重要性が増す中で、社員がDEIや国際性に関して新たな学びやインスピレーションを得る機会とするべく、ゲストには、長らく日本で日本文学の研究を続け国際的なバックグラウンドを持ちながら、DEIをはじめ幅広い分野に精通し近年ではテレビでコメンテーターとしても活躍するロバート キャンベル氏をお招きし、代表取締役社長の浅岡とのトークセッションを行いました。