2025年アニュアルレポート (英語)
incl. Sustainability Statement
2026/04/07 デュッセルドルフ ドイツ
ヘンケルは受賞歴のある同社コンフォーマルコーティング製品群の最新材料「Loctite Stycast UV 7998」を市場投入したことを発表しました。サステナビリティ、UL 94 V-0 認証、コスト効率を兼ね備えた本製品は、競争力のある価格性能比で優れた電子機器保護を求める市場ニーズに応えるものです。家電、照明、家庭用電子機器、自動車など幅広い用途に適しています。
コンフォーマルコーティングは、プリント基板(PCB)や電子部品に薄く塗布される高分子材料で、湿気・ほこり・化学物質・その他の環境要因から電子機器を保護し、性能低下や製品寿命の短縮を防ぐため、さまざまな電子機器で使用されています。Loctite Stycast UV 7998 は、この重要な保護性能を実現しつつ、溶剤不使用の構成によりコスト削減と安全性・健康・環境面でのメリットを同時に提供します。
ヘンケル グローバルイノベーション プロジェクトマネージャーのオリバー・スタインバッハは、新材料の開発背景について次のように述べています。
「省エネ性、大量生産、作業者の安全性、コスト、性能、そして厳しい認証基準を同時に満たすことは非常に難しい課題です。今回の目標は、最高クラスの性能を備え、サステナビリティ基準を満たし、プロセス効率も最適化する次世代コンフォーマルコーティングを開発することでした。Loctite Stycast UV 7998 はこれらすべてを達成し、電子機器市場に信頼できる製品保護とヘンケルの目的主導型イノベーションを示すソリューションを提供します。」
Loctite Stycast UV 7998 は、プロセス性と性能の両面で優れています。基板上での自己レベリング、優れた濡れ性、均一でボイドのない塗布が容易に実現できます。塗布後は省エネルギーUV光で数秒以内に硬化し、続いて二次的な湿気硬化によって最終保護性能を発揮し、基板を過酷な環境条件や汚染物から守ります。
特筆すべきポイントは、Loctite Stycast UV 7998 が強く重視したサステナビリティ性能です。溶剤含有材料と比べてCO₂排出量を最大40%削減でき、作業者の健康面を優先し、コスト面でも大幅な改善が可能になります。従来の溶剤系コーティングに比べ、VOCフリー・溶剤フリーの Loctite Stycast UV 7998 は、同等の膜厚を得るために必要な塗布量が最大4分の1で済みます。さらに、環境揮発物を排除し、スズフリー、ハロゲンフリー、BPAフリーで、RoHS および REACH にも準拠しています。
スタインバッハは、本材料の価値がすでに市場で実証されていることを強調しています。
「信頼性・耐久性・保証要件が重視される家電分野では、すでに非常に大きな成果が見られています。本製品はメインストリーム電子機器向けの量産用途として設計され、既存のコンフォーマルコーティングの製品群を補完するとともに、他の材料では満たされていなかったギャップを埋めるものです。初期導入状況を見る限り、Loctite Stycast UV 7998 は市場ニーズに的確に応えているといえるでしょう。」
Loctite Stycast UV 7998 やヘンケルのコンフォーマルコーティング製品の詳細については、ヘンケル公式ウェブサイトならびに製品フライヤー(PDF)をご参照ください。
LOCTITE® は、米国・ドイツを含む各国におけるヘンケルまたはその関連会社の登録商標です。
※本プレスリリースは、2026年2月10日にドイツ・ヘンケル本社が発表したプレスリリースの日本語訳版です。本プレスリリースは英語が原本であり、その内容・解釈については英文プレスリリースが優先します。