接着技術のイノベーションをリードするヘンケルは、市場で好評の「Technomelt」シリーズに新たな製品を追加しました。「Technomelt PUR 9015 BV/WV」は、ガラスおよび大型パネルを使用する家電用途において、高い初期接着強度を発揮するポリウレタン系ホットメルト接着剤です。本製品は、組立直後から製品の安定性を確保し、長期的な構造耐久性にも寄与します。さまざまな材料に対して優れた接着性を示すとともに、高い耐熱性と自動化プロセスへの適合性を兼ね備えており、高信頼かつコスト効率の高い組立工程を実現する柔軟な製造ソリューションを提供します。
冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどの家電製品では、接着剤が完全に硬化する前に、大型のガラスパネル部品を工場内で移動させる必要があることが多く、これが位置ずれや不良の原因となる場合があります。こうした課題に対応するため、従来は接着剤硬化中に部品を固定する目的でテープなどの仮固定手法が用いられてきましたが、追加の工程・作業・材料コストが発生していました。
「Technomelt PUR 9015 BV/WV」は、このような手間とコストのかかる工程を不要にし、塗布後わずか数分で製品の移動が可能となる高い初期接着力を提供します。さらに、優れた接着性能を維持しながらも、組立工程で部品不良が見つかった場合には、塗布後最大2時間までであれば加熱により接着剤を軟化させて剥離することが可能です。これにより、高価な部品の再利用が促進され、廃棄物の削減に貢献します。
ヘンケル グローバル・マーケット・ストラテジー・マネージャーのレアンドロ・ペドロは、「近年の高付加価値家電では、スマートで洗練されたデザインへの志向の高まりを背景に、ガラスや高機能インクコーティングガラスパネルの採用が拡大しています」と説明しています。「ガラスパネルの組立後に部品を迅速に移動できることに加え、高付加価値部品に対するリワーク性を確保できる点は、家電メーカーにとって大きな変革をもたらします。不要な工程を削減し、コスト低減にもつながります。」
「Technomelt PUR 9015 BV/WV」は、ABS、PCM(プレコートメタル)、アルミニウムを含むさまざまな被着材に対して高い初期ガラス接着強度を発揮するほか、40℃の垂直荷重条件下における優れた耐クリープ性を備えています。また、23℃におけるオープンタイムは約2.5~8分(グレードにより異なる)で、さらに高い耐熱性を有しています。自動化工程への適合性にも優れており、低粘度設計により手動・自動いずれの塗布にも最適化されているため、生産高の向上と製造効率の改善に寄与します。
本製品はこれまで主に家電業界で実績を築いてきましたが、部品の迅速な移動やリワーク性が求められるあらゆる産業製造分野においても適用が可能です。
Technomelt PUR 9015 BV/WVの詳細については、ヘンケル公式ウェブサイト(英語版)ならびに製品フライヤー(PDF/英語版)をご参照ください。
TECHNOMELT ® は、米国・ドイツを含む各国におけるヘンケルまたはその関連会社の登録商標です。
※本プレスリリースは、2026年4月23日にドイツ・ヘンケル本社が発表したプレスリリースの日本語訳版です。本プレスリリースは英語が原本であり、その内容・解釈については英文プレスリリースが優先します。