ヘンケルが展開する2つの事業部門「アドヒーシブ テクノロジーズ(接着技術)」「ヘンケル コンシューマーブランドは。
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2018/09/19 デュッセルドルフ、ドイツ
ヘンケルはデュッセルドルフ本社で、アドヒーシブ テクノロジーズ(接着技術)事業部門の新しいグローバルイノベーションセンターの建設を開始しました。ヘンケルはこの最先端の建物の建設に、1億3000万ユーロ以上を投資しています。完成後は、この建物で350名以上のヘンケルの専門職の社員が、さまざまな産業のテクノロジーとアプリケーションを開発することができます。またこの建物はグローバルカスタマーセンターとしての役割も果たします。ヘンケルはここで接着剤、シーリング剤、機能性コーティングの新しいソリューションを提示します。イノベーションセンターの開所は2020年末を予定しています。
ヘンケルのCEOであるハンス・ファン・バイレンは「イノベーションは私たちの企業戦略の不可欠な部分であり、私たちの成長を促進させるものです。だからこそ、私たちはイノベーションと成長に向けて、今回のこのセンターへの投資を行っているのです」と、起工式で述べました。「この特別な投資は、私たちのホームタウンであり、世界最大級の研究・開発・生産の拠点でもあるデュッセルドルフへの強いコミットメントでもあります」
ヘンケル接着技術事業部門担当取締役副社長のヤン‐ダーク・アウリスは「接着技術事業部門のイノベーションセンターは、お客様に革新的なソリューションと包括的なサービスを提供するという私たちの熱意をサポートするものです。私たちは接着剤、シーリング剤、機能性コーティングのイノベーションの可能性を次のレベルに引き上げたいと考えています」と、説明しました。「私たちの目標は、最先端かつ新たな意欲を生み出す職場環境で、社員たちがチームの垣根を越えて協力関係と知識交換を進めることです。そして同時に、この新しいビルはインタラクティブなカスタマーセンターとしても使用する予定です。ここでお客様に私たちのイノベーションとテクノロジーを直接体験してわくわくした気分を味わっていただき、強い影響力を持つ新しいソリューションをお客様と一緒に構築したいと考えています」
イノベーションセンターは7階建てで、総計約50,000平方メートルの敷地にたくさんの実験室、研究およびテスト施設、オフィススペース、会議室が作られます。この1つの建物に、接着技術部門がグローバルに提供するすべてのテクノロジーが結集します。2020年末の完成後は、研究開発、製品開発、アプリケーション技術、技術サービスとイノベーションの分野の社員350名以上がこのイノベーションセンターに移動します。彼らは皆、現在デュッセルドルフ拠点のさまざまな建物で働いています。イノベーションセンターはそのモジュール式設計のおかげで、完成後もさらに拡張することができます。
この新しい建物は研究と製品の開発だけでなく、最新のカスタマーセンターも設置されています。世界中のお客様がこの刺激的な環境で、さまざまな適用分野に及ぶ接着技術事業部門の最先端のイノベーションや技術を直接体験できるのです。お客様は専門の技術者と話をしたり、新しい活用法をテストしたりする機会が得られます。また同時に、イノベーションセンターは世界中の接着技術事業部門の開発およびアプリケーションセンターと密接につながり、グローバルな技術に基づいて地域の市場向けにカスタマイズされたソリューションの開発を加速させます。
ヘンケルの接着技術事業部門は接着剤、シーリング剤、機能性コーティングの強い影響力を持つソリューションで、世界中の業界をリードしています。この事業部門は、幅広い消費者向け・産業向け製品に用いられる、用途に応じた製品とテクノロジーで、800以上の産業分野の約130,000社のお客様にサービスを提供しています。約26,000名の社員がこの事業部門で働いており、そのうち8,000名が技術専門職です。彼らは世界中のお客様と密接に協力し、車の軽量化、電子機器の強力化、食品パッケージの安全性向上などに取り組んでいます。 イノベーションは戦略的優先事項であり、接着技術事業部門の年間売上高の約30%を占めています。
※本プレスリリースは、2018年9月12日にドイツ・ヘンケル本社が発表したプレスリリースの日本語訳版です。本プレスリリースは英語が原本であり、その内容・解釈については英文プレスリリースが優先します。